スケボー初心者の完全ガイド

InsatagramやTikTokのDMで「スケボーやりたいけどどうすれば始められますか?」「練習の順番とかありますか?」「どうやれば上達できますか」「子供がやりたいというのですが、大人も一緒に初めて大丈夫?」こんな質問をされることが増えたのでまとめてみました。

スケボー初心者は何から始めればいい?

とりあえずスケボーを手に入れた後、さっそく乗ってみようと足を始めて乗せてみたとき、そのバランスの難しさに驚くと思います。
※まだ買っていない人は次項からチェックしてください!

初心者のスケボー

僕自身も初めて乗ったときはあまりにもバランスが取れなくて本当に驚きました。
ちなみにスケボーを始めたのは弟が先にやっていたのがきっかけです。
弟が簡単そうに乗っているのを見て、
「ふーん、ああやれば乗れるんだな。」
と同じように飛び乗ってひどい転び方をしたのを今でもはっきりと覚えています。

当時は初心者向けのハウツー情報がほとんど無かったので我流でなんとか滑れるようになりましたが、基礎となる乗り方やトリックの練習ポイントがあり、それを意識しながら練習すれば、我流でやるより、はるかに早く上達できます。

特に!いきなりオーリー(ジャンプ)の練習を始める方がいますが最初の段階ではオーリーは逆に不要です!
理由はこの後、お伝えしていきます。

ということで、スケボー初心者向けの乗り方や基礎トリックなど、具体的な練習方法を説明していきます!

なお、この後、紹介するとおりに練習しないと絶対ダメということではありません。いろいろなトリック(技)を同時に練習してもよいです。
やっぱりオーリーやりたいって言う方は平行して練習しても全然大丈夫です。楽しくないと続かないので!
ここでご紹介するステップで練習すると最初のカンがつかみやすいと思います。

●具体的な解説の前に、、、スケボーをまだ買っていない人もいると思うので、必要な道具などについて軽く触れておきます。

スケボー初心者に必要な道具など

何が必要ですか?と聞かれて答えるのは「やる気」「道具(スケボーと必要であればプロテクター類)」「練習場所」この三つがあれば始められます。
あれこれ考えるより一旦やってみることをおススメしています。何を買えばいいのか色々気になる。という方は下記のページをご覧ください!

スケボーの始め方!今すぐ始めたい初心者向けに道具やスケートボードできる場所、練習方法、服装などまとめました

乗る前に確認しておくこと

乗り方やトリックの解説の前に、自分のスタンスと、用語など最低限の内容を確認しましょう。

スタンス

乗る位置のことや、乗る方向のことをスタンスと言います。練習前にどちらが自分の乗る方向(スタンス)なのか確認しておきます。

左足を進行方向に乗せて進むスタンス:レギュラースタンス(左図)
右足を進行方向に乗せて進むスタンス:グーフィースタンス(右図)

スケボーのスタンスの違い

スタンスの確認方法

ボールを蹴るときどちらの足で蹴るか考えてみてください。右足で蹴る場合、軸足は左になりますよね?
軸足は、片足で立って常に安定している必要があるので、この軸足をスケボーの前方にすると安定しやすいです。
なので、ボールを蹴るときの軸足を前に乗せましょう!
とスクールなどでお伝えしています。
ただし稀に逆足の方がやり易いという方もいますので(1%くらいしか遭遇したことはないですが、、、)迷ったら両方向を試して、やり易いほうでよいと思います。

他の方向の決め方としては、細い隙間を体を横にして進む場合、右と左どちらを前にしたほうが違和感なく進めるか?なども参考になると思います。

初めての方は次の項目で解説するプッシュを「レギュラー」と「グーフィー」の両方のスタンスで試してみて、どちらがやりやすいが、自分のスタンスを確認してみてください。

※今後のトリックの解説内容が、自分のスタンスと逆の場合は右足、左足を逆に読み替えてください。

必須用語

トリック解説の中に用語がいくつか出てくるので、一旦これだけ覚えてください!

ノーズ、テール、トラック、ウィール、など 各部名称

進行方向に向かってスケボーの前側をノーズ、逆に後ろ側をテールと呼びます。また、スケボーの横側をレイルと呼びます。
スケボー本体(板の部分)をデッキ、タイヤ部分をウィール、ウィールに入っている金属の軸受け部品はベアリング、ウィールを装着する金属部品をトラックと呼びます。
体重移動で曲がるためにトラックに入っているゴム部品をブッシュと呼びます。

メイクする

トリックを決めることをメイクすると言います。

フェイキー

逆向きに進むことをフェイキーと言います。
あと、混同されやすいのですが、乗り方を自分の通常のスタンスと完全に逆にして乗ることをスイッチスタンスと言います。
フェイキーは自分が乗る体の体勢はそのままで後ろ向きに進んでいる状態を指すことが多いです。

最初に練習するべき スケボーの乗り方・止まり方

プッシュ

プッシュとは前足をスケボーの前方(ノーズ側)に乗せ、後ろ足で地面を蹴って滑ることを言います。
まずはスケボーにのれなければ意味がありませんので、滑る感覚をプッシュで覚えましょう!

詳細は以下プッシュのトリック解説をご覧ください。
プッシュのやり方|スケボーのトリック解説

チックタック(チクタク)

プッシュで滑る感覚がわかったら、次は、デッキを自分の意思で操作しながら進みます。
体重移動でデッキの前方(ノーズ側)を浮かせ、前後に振ることで、前に進んでいきます。
詳細は以下チックタックのトリック解説をご覧ください。

チックタックのやり方|スケボーのトリック解説

バックサイドターン

チックタックの次は、スケボーに重要な軸の取り方を強化するためにバックサイドターンをおススメします。
ターンはノーズを浮かせて反対方向に体を回す動作です。テールを地面に接地してやる方法と、浮かしてやる方法がありますが、両方マスターしておくことをおススメします。
ターンを練習すると、すべてのトリックの要と言っても過言ではない軸の取り方が身に付いてきます。
軸は、チックタックでもある程度習得できますが、180°以上回っていくターンをやっておくとテールを地面に接地させる動作や上下動がある状態でも軸をとりつづけることを体得できます。
背中側に回る方法(フロントサイド)お腹側に回る方法(バックサイド)がありますが、まずは比較的簡単なバックサイドターンを覚えてみてください。

詳細は以下をご覧ください。
バックサイドターンのやり方|スケボーのトリック解説

止まり方

乗ったのは良いけど、降り方、止まり方は!?
自然に覚えられるとおもいますが、

  • 坂でスピード出てしまったりした場合どうすればいいの?
  • もっとかっこいい止まり方ないの?

などの質問も受けることがあるので下記の動画にまとめました。

初心者におすすめの基本トリック

エンドウォーク

スケートボードの解説では必ずといって良いほど、基礎トリックとして最初にオーリー(ジャンプ)が解説されています。
ですが、あえてオーリー練習前の基礎トリックとしてエンドウォークを提案します!

理由はエンドウォークはスケボーに乗り慣れるのにとても良いトリックだからです。
上手くなると逆向きに進む(フェイキー)トリックも増えてきます。そのためにもエンドウォークを練習しておくと後々、非常に役に立ちます!
エンドウォークとはチックタックの延長で、ターンを180°前と後ろで交互にやる感じのトリックです。
比較的簡単なトリックですので、「とりあえず滑れるようになった。何かやりたい!」という方にはオススメです。
ボディバランスをとる練習になるので、これを練習しておけば他の様々なトリックをメイクした後のバランスがさらによくなります。また、失敗しそうなときでもリカバリーしやすくなります。

詳細は以下をご覧ください。
エンドウォークのやり方|スケボーのトリック解説

マニュアル

滑っている状態でノーズ側、またはテール側を浮かせてバランスを取りながら2輪で走行するトリックをマニュアルと言います。
このトリックもバランスを取る練習として非常に良いので練習に行ったら必ずやることをおススメします!

ちなみに、私は今でも必ず最初に練習します。
マニュアルが調子悪いと、他のトリックも全体的に調子悪い感じになりますが、その理由は軸がしっかりとれていないからです。
その日、軸がしっかりとれていなければマニュアルを多めに練習して、軸が整うまで調整します。

最初は比較的簡単なテールマニュアルから練習してみましょう!

ショービット

スケボーを足から離して回す!そんなトリックがやりたい!という方に最初におススメしたいのがショービットです。
オーリーのようにスケボーを弾く動作がないので、最初にやる回し系のトリックとしては取り組みやすいです。

ノーズを浮かせてテール側で回す方法(こちらをやっている方が多い)とフリースタイルで良く行われるノーズ側を踏んで回す方法があります。

詳細は下記のページをチェック!

・テール側で回すショービット

・ノーズを踏んで回すショービット

オーリー(Ollie)

どのスタイルのスケボーをやるにもついて回る定番の基礎トリックがオーリーです。
いわゆるジャンプのことで、デッキごと空中に飛び上がるトリックです。

オーリー Ollie

↓↓ フリースタイル用の小さいデッキで80cmを飛ぶチームライダーIkkei

基礎として解説されることが多いですが、高さを出すには難易度が上がる、非常に奥の深いトリックです。
最近ではすべてのスケボーの基礎がオーリーと表現されている場合もあり、オーリーが出来ないとトライできないトリックがたくさんあります。

もちろんオーリーができなくても出来るトリックはたくさんありますが、オーリーができるとトリックの幅が広がるので、一度はトライしておくことをオススメします。

オーリーのやり方

ココまで見ていただいた皆様は、何を練習していけば良いのか、わかってきたのではないかと思います。
ただし基礎を飛ばすと、早く上手くなることはできないので、きっちり基本は抑えつつ自分が出来そうなトリックを増やしていくのが良いと思います。

時間があれば下記の動画を是非チェックしてみてくださいね!

 

達成感得るための簡単トリック集

トリックっぽくないものもありますが、スケボーに乗り慣れるため、軸を意識しながら練習できそうな簡単トリックを集めています。
これまで紹介したトリックはまだ早いかもと思う方は是非チェックしてみてください。
スケボーに対しての達成感を得ながら、スケボーに乗り慣れるための軸や重心の位置を意識する練習もできます!

オーリーができない人へ

スケボー始めて、テレビで見た、あのオーリーを出来ることを夢見て練習を続けているけど、全然できなくて心が折れそう・・・
そんな方が結構多いです。実際に私の周りでも気づいたら居なくなっていたという方も結構います。

確かにオーリーは近年のスケボートリックの基礎で出来ないと何も始まらないみたいな風潮もありますが、人によっては習得までにかなり時間がかかります。
特に大人になってから始めた人は時間がかかる傾向です。
練習ばかりで上達が体感できず、このままやってても上手くなれない、、となって始めたころの楽しさが薄れやめてしまう。。。

コレはもったいないです。スケボーにはオーリーしなくても出来るトリックは無数に存在します。そしてこれらを組み合わせることでオーリー無しでカッコいいスタイルを目指すことも可能です。

オーリーをやりこんでも何も上達せずに楽しくなくなっている方、是非下記の動画をチェックしてみてください。

まだスケボー始めて間もない方は下記の動画をチェックしてみてください。
オーリーできなくてもできる動きです。

 

いくら練習してもなかなか上達しないときは

スケボーに乗れるようになったから、トリックの練習開始したけど、全然上達しない!!

そんな連絡をよく頂きます。スケボーは難しいので根気よくやってほしい。というところなのですが、、、

改めて自分の滑りを確認してほしいのですが、
プッシュ、チックタックは十分に練習出来ているでしょうか?

少し走れるようになると次はすぐにトリックをやりたくなります。
メッチャわかります!自分もそうでした。

ですが、ここはぐっと我慢して、まずは自分がスケボーに乗ることに十分慣れているか確認してみてください。
出来れば、自分がスケボーに乗って滑っている姿をスマホなどで撮影してもらって確認してみてください。

十分安定して格好よく滑れていますか?

トリックをやりたいと思う頃には自分よりも上手いスケーターを動画などで見ていると思います。

全く同じトリックを行っている人を比べても、

  • 安定して、すごくカッコよくトリックが出来る人
  • とりあえず出来ているという人
  • 頑張って練習しているけど、なかなか乗れない人

いると思います。

あなたが目指しているのは?

当然、安定してカッコよくできるようになりたいですよね。
そのためには?

ここまで読んできた方はわかるかと思いますが、プッシュ、チックタックが格好よくできなければ、、つまりスケボーに乗り慣れていなければ、トリックの成功率も上がらないし、出来たとしても、不安定な着地となり格好よくトリックをメイクできません。
逆にメチャクチャかっこよくスケボーに乗れていれば、トリックは少なくてもあの人は上手い!と見られます。持ち技は少なくてもプロとして活躍しているスタイリッシュなスケーターはたくさんいます。

最近はWebに情報があふれ、トリックのハウツーも非常にたくさん公開されています。

すぐに出来るトリックという風に解説されている場合もありますが、あくまでも、一度でも乗れるようになるまでには、、、ということです。
※私もすぐ出来るトリックという紹介動画をUPしたりしていますが、モチベーション維持するために達成感が得られるすぐ出来るトリックを練習の合間に入れるのはアリだと思います。

あなたがどこかでみて目指している格好いいトリックやスケーティングを手に入れたいなら、必ずプッシュやチックタックは継続して練習を続けてみてください。
地味な練習ですが、ある時、あれ、なんかオレ結構かっこよく滑れてる?と思う時が必ず訪れます。

一緒に練習している友人が居れば、チックタックレースなどやってみるのも良い練習になります。

それでもチックタック大体できるようになったし早くトリックやってみたい!という方も中にはいると思います。僕もそうでしたから(笑)
そんな方はぜひ次の記事もチェックしてみてください!

達成感が得られる!初心者のスケボートリック練習のヒント

スケボーの上達が遅いあなたに足りないコツ5選!練習法でメイクまでの期間短縮

初心者のうちは、上記の練習を軽くやっておくと、自分がスケボーの上に安定して乗れているか!?を確認できる良い練習になります。
ここまでやって安定していたら、もう実際のトリックに移行して練習しても構わないと思います。

だけど、さらに軸を安定させるために次に解説しているエンドウォークを練習しておくとその先の上達に必ず役に立ちます。
他のトリック練習しながらでもよいので是非マスターしてくださいね。

フリースタイルという選択肢も

フリースタイルスケートボードのトリックは非常に多岐にわたります。
オーリー無しで出来る簡単なトリックも多いので、オーリーで挫折しそうな方は是非やってみてください。

少しでも「これはできる」という感覚があるトリックを練習したほうがモチベーションも上がるし、何よりやっていて楽しいです!

それぞれのトリックに取り組む順番はつけず、独断で基本のトリックを5つ集めて見ました。
これらのトリックと少しのバリエーションを覚えると簡単なルーティン(技の見せ方の組み合わせ)ができるようになります。

5つの基礎トリック

レイルスタンド:デッキを横に立てるトリックです。
フィンガーフリップ: 手でデッキを回転させるトリックです。
キックフリップ: 足でデッキを回転させるトリックです。
キャスパー: デッキを裏返して、元に戻すトリックです。
ショービット: デッキを水平方向に回転させるトリックです。
※先に紹介したショービットとは異なり、ノーズを押して回すショービットです。

それぞれができるようになるとどういうことができるのか、こちらをご覧になってイメージをつかんで見てください。

フリースタイルの基礎トリックルーティンその1
フリースタイルの基礎トリックルーティンその2

もっとフリースタイルスケートボードを知りたい!

こちらの動画をチェックしてみてください!