フリースタイルするのに最高なデッキを作りたいと思っていました。
もう少し言うと、フリースタイルに寄ってるけどストリートのオーリー系トリックもやりやすい万能なデッキ。こういうのをずっと作りたいと思っていてそれが”モデル3″でようやくほぼ完成したと思っています。
※思っています。というのは、ちょっと色々思うところがあるので後半に触れています。

フリースタイルスケボー特化型

開発にあたり、従来の使いやすさをそのままに、さらに進化した性能を加えることを念頭にシェイプを改善しました。これまでは自分が乗りやすいを最重要にしたシェイプだったのですが、今回は最初の一本で何買ったらよいかわからない初心者から上級者まで、すべてのフリースタイルスケートボードに興味ある方が乗りやすい形状を目指して開発しました。

オーリー系トリックも出来るコンケーブ

僕自身は身体能力が落ちてあまり飛べなくなってきましたが、スケボー全体のメインストリーム、オーリーがやり易くないとトリックの幅が広がりにくいと思っています。なので絶妙な緩コンケーブを採用しました。

以前のDNAデッキとほぼ同様のコンケーブになっています。ハイブリッドタイプのスケーターの方にも使っていただけると思います。
下の写真の左がNewシェイプです。

ちなみにフリースタイルにはコンケーブ不要。むしろないほうがやり易いという方も中にはいらっしゃいますが、コンケーブがあることで、例えばドッグウォークなどのウォーキング系トリックも足先をセンターにキープしやすかったり実は利点が結構あったりします。

スタンドトリックをもっと簡単に!

フリースタイルトリックの中で特徴的なデッキを縦にして行うスタンドトリックですがやり易さがデッキの形状にかなり左右されます。
実は数年前までこのことに僕自身が気づいていませんでした。というのはスタンド系トリックは僕はメチャクチャ得意だったので、どんなデッキでも大体問題なくメイクできるのであまりテールやノーズの形状は気にしていませんでした。
以前のデッキは丸形状で数年前まで特に違和感なく使えていましたが、加齢で徐々にバランスを崩すことが多くなってきました。
え?なんで!?!?って感覚です。
でも使い込んでいくと、調子が良いタイミングがあり、何が違うのか、、、デッキが少し削れて来ると安定してくることに気付きました。
その理由は先端が丸形状なので、少し削れてややフラットになると全然やり易さが違う!


※上が旧シェイプ、下がNewです

ということで、スタンドトリックを容易にするため、今回のシェイプにしました。
フラット部が多いと安定するのは、まぁあたりまえといえばそうなのですが、フラット部を増やすとウィールから先端にかけてのR部分が取りづらくなり、フリスタの代表的トリックレイルフリップをはじめこのRを使うトリックがやりづらくなる。
なので、何度も試作を送ってもらったのですが試してみるとレイルフリップが回らない等の問題があり、なかなか理想の形になりませんでした。
最終的に意図した形を工場に伝えるために僕自身がハンドシェイプして、形を出したものを送って再現してもらう手法を取りました。
このやり取りで約1年くらいかかったと思います。

※こんな感じで僕がリシェイプした時の説明を工場に送ってなぜそれが必要なのかを理解してもらいました。


こちら旧シェイプですが、トラック装着した部分の後端から良い感じのRがかかっています。これの角度でレイルフリップ、レイルToレイル、Butterフリップなどのレイルトリックのやり易さが全く変わります。


今回のシェイプがコチラ。
テールのフラット部をキープしつつ、トラック後端からのRの立ち上がりも確保して回転させやすい絶妙なシェイプを調整しました。


やり取りの締め切り等もあり、雨の日にYutaにも協力してもらって挙動を確認

微妙に軽量化で取り扱いやすく

これは意図していなかったのですが、工場を以前のところから変えてもらったので微妙に軽量化されていました。実測で100g程度。
デッキを縦にするスタンドトリックを行うフリースタイルではデッキの頑丈さも重要です。しかし、それは重さとのトレードオフになってしまいます。
プレスがはがれにくく、割れづらいデッキに仕上がっていますが、全重量の1/10くらい軽いと取り回しが結構違います。

ということで自分史上最高の仕上がりのこのデッキ、是非乗ってみてもらえたらと思います!

現状、店頭で直接見てご購入できるのは下記二店舗となります。(Webでのご購入も可能です)

それからWeb限定でデッキ(+ご要望によりデッキテープ)のみとなりますがFScomショップでも販売しています。