フェイキービッグスピン[Fakie Bigspin]

フェイキービッグスピン[Fakie Bigspin]とは

フェイキー（通常の進行方向と逆に進んでいる状態）から、ショービット360°を行いながら体はその回転方向に180°回すトリック。
難易度のわりに格好よく見え、回転数を増やした540°や720°、そのままマニュアル、パワースライドにつなげるなどの応用も多い。
テールを地面にヒットしてポップさせる方法もありますが、ここではテールはヒットしない方法を解説します。

難易度

難易度：★★★

フェイキービッグスピンのHowTo（ハウツー解説）

先に出来ていたほうが良いトリック

• ショービット
• エンドウォーク
• エンドオーバー

やり方

※レギュラースタンスでの解説です。グーフィーの方は左右を読み替えてみてください。

１、エンドウォークやエンドオーバー、オーリー180°、パワースライド180°等、好きな方法でフェイキー走行します。
このときのスピードは色々試してやりやすい速度を探してください。

２、体をデッキの回転と逆方向に少し振りながらしゃがみます。レギュラーであれば、反時計回りに少しだけひねります。

このとき、自分で思っているよりも重心を低めにしたほうが安定しやすいので最初は大げさにしゃがんでみてください。

３、右方向に体を回転しながらショービットを始めます。頭の位置をデッキの上に来るようにコントロールしながら飛びましょう。
このとき左足側（進行方向後ろ側）のデッキの先端部分の動きをよく見ておきます。
回転してくるデッキの先端部分を右足でキャッチするためです。

４、270°くらい回転したところで、右足からデッキの先端を捉えるイメージで、最後の90°をドライブ（流す感じに）しながら着地します。

最初は両足同時の着地で練習してもかまいませんが最終形は右足を少し早目に着地するとかっこよく決まります。

着地後も重心を少し落としながら流すと進行方向にそのまま進んでいきやすいです。

フェイキービッグスピン練習のポイント

以下の動画ではポイント含めて練習方法をすべて解説しています。お時間ある方は是非チェックしてみてください！

練習のポイント	ショービットとエンドウォークまたはエンドオーバーは出来ていたほうが早く上手くなれます。先にフェイキービッグスピンを練習してうまくいかなかった方はトライしてみてください。 はじめは乗れなくても良いのでデッキの回転、体の回転を覚えましょう。 それぞれの回転がわかってきたら、実際にデッキの上に着地する練習をします。 アプローチ、メイク（着地）後、両方とも重心が低いほうが安定します。特にトライし始めたときはだんだん重心が高くなっていく傾向がある方が多いので、自分で思っているよりも大げさにしゃがんでみるようにするとうまく行く場合があります。
良くある質問	体がデッキの上に上手くコントロールできません。 アプローチ、メイク（着地）後、両方とも重心が低いほうが安定します。特にトライし始めたときはだんだん重心が高くなっていく傾向がある方が多いので、自分で思っているよりも大げさにしゃがんでみるようにするとうまく行く場合があります。