どうも藤井アニです。

たぶん、これ見てくれてる人はほとんどスケボーに関わっている人だと思います。
で、当然ながら上手くなりたい(または、子供・周りの人を上手くさせたい)と思ってる人がほとんどだと思います。
みなさまからすると、「スケートボードは技数少ないほうが上手くなる」って、意味わからんっすよね。

スケボーが上手い=技が何個もたくさん出来る

これが普通に考える思考だと思います。

で、実際に上手い人はたくさんトリックが出来ます。

しかし、
はじめて間もないころは技数少めの基礎トリックに絞ってに練習したほうが確実に上手くなります。
タイトルに書いたのはこのことです。

特に半年から一年くらいのキャリアのスケーターはそろそろトリックがいくつか出来るようになってきています。
なので、やってしまいがちなのが、とにかくトリックを増やそうと、常に新技にトライし続けるっていうヤツ。
結構だれもがやってしまいがちな練習方法です。

それが悪いとは言いません。
目的が、新しいことが出来る達成感を得るためだったら全然それでOKだと思います。

だけど、本気で早く上手くなりたいと思うなら、やはり基礎をしっかりとやったほうが後々、絶対に上達が早くなる。

じゃぁ何のトリックをやればいいの?

ストリート系だと、プッシュ、チックタックをカッコよくできる。低くてもいいから安定したオーリー。これらは絶対に外しちゃダメなヤツ。
その後、ショービット、フリップ系の基礎をしっかり叩き込む。
※フラットに絞って書いてますが、他にも基礎はいっぱいあると思うんでやりたいスタイルの基礎をしっかり学ぶのが大切だと思います。

フリースタイルだと、プッシュ、チックタックはもちろんですが、エンドウォーク、エンドオーバー、ドッグウォークなどのフットワーク系トリック
それから、キックフリップ、ショービット、キャスパー、、の最も基本トリック
を徹底的に磨く期間を持ったほうが早く上達するための近道です。

基本ができていないところに応用は生まれないです。
※まれに異常な体幹と身体能力もったキッズが居ますのでそれは例外として、、、

ちなみに!お箸を使うくらい自然にできるレベルまで叩き込むことをイメージしてみてくださいね。

最近、基礎トリックを飛ばして練習してました

なんで、こんなこと書くかっていうと、

実は自分が同じことやってしまってたから(^-^;
それも1年くらい。
勿体ない話です。
1年も無駄にしちゃった。

何かというと、フリスタキックフリップのゼロモーションリバースを思いついて、
(キックフリップやって、そのままスイッチキックフリップのスタンスに着地して戻すっていうヤツです。)
誰もやってないからやろうって決めて、空き時間に1年くらいトライしてたんですよね。

過去に一度、映像には残してから、それ以降、全然安定しない期間が続いていたのですが、
このトリック、それほどジャンプ力もいらないし、今の自分の年齢でもこなせるトリックだと思うからレギュラートリックにしたいな。
なんて思い、練習し始めたんですが、、、
一回目の順方向フリップでスタンスは完璧なのになぜかリバース回転が出来ない、、、

そう、当たり前のことに気づけていなかったんです。

何だと思います??

ここまで読んだ皆さまだったらわかると思います。

そう。

そもそも、スイッチキックフリップが苦手だった!(^-^;

おいっ!!アホですか?

って突っ込み入りそうですが、、

出来そうでできないとか、たまに出来る。という状態が続くと、
「あれ、コレ練習し続けたらいい感じにメイクできるんちゃう?」
って錯覚しちゃう。

だけど、基礎的な動作が出来ていないので、安定した動きになるハズが無いんですよね。

で、気付いた後は、スイッチのキックフリップを結構練習しまして、、

そしたら最近は一日に数回はメイクできるようになってきました!!!

話戻すと、せっかく同じ時間かけるんだったら、基礎を叩き込む期間(技数少なく練習する期間)をもったほうが良い!!

周り見ていても、40才を過ぎて始めたような方でも上達する方は、必ずと言っていいほど基礎にしっかり取り組んでいます。
そのくらいの年代の方は基礎の大切さを人生の中で学んでいるから自然にそういう練習が出来るんだと思いますが。

基礎に取り組んだ上で徐々に応用に取り組んでトリック数を増やしていけば自然に出来ることも増えていくと思いますよ。

僕らの時代のトリックは、、、

よく書いてますが、インターネットなどが存在しなかったから、そもそも基礎トリックしか知る方法がなくて、必然的に取り組むトリックが限られてしまい、それを磨くことに専念する時期がありました。

それが良かったのか、新しいトリックにチャレンジするときに、動作を基礎トリックに分解して練習する癖が自然についたんですよね。

今はありとあらゆるトリックが瞬時にInstagramやfacebookで共有される時代。
それが悪とは言いませんが、あまり振り回されずに自分の基礎をしっかり作って、やりたい方向性のトリックを増やす、生み出すとやっていけば、スタイルのあるスケータになれるんじゃないかなぁと思うんです。

そんなわけで、忘れないうちに伝えたくて書いた次第です。

基礎トリックの大切さを体現しているスケーターいますよね!

それを体現しているレジェンド、もう神様といっていいほどのスケーターがいますよね。
ロドニーミューレン、トニーホーク、、、

最近、Tony Hawkが出したこの動画見ました?
50才で50個のスケボートリックにチャレンジするヤツです。
彼が開発した年代と共に50個繰り出してるんですけどね。

50歳とは思えないですよね。
叩き込まれた基礎があって、次に作った応用トリックがまた彼の基礎になり、さらに応用させたトリックになっていく。。。

最初から応用トリックにトライしたらいくら練習し続けても絶対できないハズ。っていうのはこれ見たら一目瞭然です。

僕の場合は、、、

ちなみに、彼の足元にも及びませんが、僕も自分なりに、基礎から順々にいろんなトリックに取り組んで今までやってきました。

身体能力はもう追いつきませんが、まだやりたいこととかいっぱいあります。
そのためには基礎は欠かせないです。

最近は過去に出来てたトリックを思い出してやってみようとトライするのですが、出来ないことがしばしばあります。
その時ムキになってトライし続けても必ずと言っていいほどメイクできません。
そりゃそうだ、そのトリックは応用だから。
それを取り戻したけりゃ、基礎をやりなさい。

自分への戒めも込めて!

誕生日に誕生日の数だけトリックトライ

今回の記事にからめてトライしたわけではないのですが、僕もこんな動画作ってみました。

↓クリックしてね。

ちょうど、先週が誕生日だったので、年齢の数だけトリックにトライしてみようと思い、ちょっと撮ってみようと出かけました。
スタンドトリック含めたら応用やりだすとめちゃくちゃ増えそうだったので、一応走り系に絞って、ジャンル関係なく、何個トリック出来るんだろうっていうトライ。
それと、他の練習もしたいから1時間以内と決めて。

結局、足が限界で、ビデオ回してた時間は40分ほど。

オーリー系トリックが完全に死んでいて、オーリーインポシとか10分もかかっちゃった。
たぶん、オーリーやポップをもうちょっとやりこんでからトライしたらすぐ出来るんだと思う。
さっきの話に戻すと基礎が出来ていないのに応用してる状態だからね~。

まぁ、さっきから、こんなこと書いてますが、
やっぱ楽しくないと続かないので、
ガチ練するとき以外はみんなとワイワイ
基礎すっとばして練習するんですけどね(^_-)-☆

まずは楽しく、そして、ちょっと練習方法を意識する。
そんな感じがいいんじゃないかなと思います!!

でわでわ(^^)v