50/50 キャスパー(Casper)について

スケートボードを逆向けに立て、片足を後ろのトラック側に乗せ、もう片方の足をデッキテープ側から支えバランスをとった後に通常のスタンスに戻ってメイクするトリックです。
フリースタイルトリックの中では中難易度ですがスタイリッシュにメイクすればかなりの注目度!!

No Hand 50/50 Casper ノーハンド50/50キャスパー

ここでは最も基本となる、止まって行う方法を解説します。
応用としては、この体制から回転するローリング50/50キャスパー、ホッピングから、オーリーから、バックスケーティングからのローリング50/50キャスパー、レイルからButterフリップして入る方法など、多様なバリエーションがあります。

50/50キャスパー Casper

難易度

難易度:★★★

50/50キャスパーのHowTo(ハウツー解説)

1、止まった状態でテールまたはノーズを左足でついて、右足(地面に付いていない方の足)をデッキの下に入れます。

2、腰を落として、重心を低めに保ちジャンプを始めますが、地面に付いた足を少し残した感じにして右足で一気にデッキを立てます。

3、右足でトラックを捕らえると同時に左足のひざをやや曲げた状態でデッキテープ側から支えます。

4、しばらくバランスを保ち、デッキから体重を抜くように軽くジャンプする感じで右足つま先に力を加えデッキを前方に転がすようにデッキから両足を離していきます。

5、デッキが半回転したところで、デッキを捉えます。重心を少し落としてメイクしたほうがカッコ良いです。

スネにぶつけて練習を断念してしまいそうになったら・・・
サッカーや空手用のシンガードを利用してみるのも一つの方法です。
 

痛くて体が引けてしまう、うまくできないって方は、恐怖心克服用として、このトリック習得用として、、割り切って使って見るのも一つの手法としてありかもしれません。
僕も始めた頃はサッカー用のものを利用して練習していましたよ。

ポイント

以下の動画ではポイント含めて練習方法をすべて解説しています。お時間ある方は是非チェックしてみてください!

練習のポイント
  • はじめは手でデッキを立てて、50/50キャスパーの状態をしっかりと覚えてください、壁などにつかまってバランスをとる練習をしてみましょう。
  • バランスが取れるようになったら、その状態から、デッキを元に戻して着地する練習をしてみてください。
良くある質問 デッキを立てたときうまくバランスがとれません。
上手くできるようにはそれなりに時間がかかります。気長に練習してみてください。意識するポイントとしては、地面に付いているデッキの先端、トラックに載せている足、頭の位置がどの位置にあるとき一番バランスが取れているか、常に意識してみてください。感覚が重要なトリックですが、体の位置を意識することで徐々にコツがつかめてきます!