デッキテープの貼りかた
フリースタイルではドッグウォークなどの独特なトリックがあり、デッキテープの中央を抜いて貼ったり、自分でアレンジしたりして貼ったりするかたも多いです。なので、自分で貼るので、はり方を教えてほしいという問い合わせが結構ありましたので、このページを作成しました。
貼り方の大きな流れ
位置を決める → 微調整しながら貼る → エッジ出し → 余分な部分のカット
必要な道具
デッキテープ、金属ヤスリまたは、大きめドライバー(エッジ出すため)、カッターナイフ
1、デッキ面の清掃
デッキ面が汚れていると接着が弱くなるので、軽くほこりを払っておきます。デッキテープの接着は強いので、それほど神経質にならなくても良いですが、油分などが多いとはがれる可能性もあるので、ベアリングのオイルがたれてしまった。等、そのような場合はしっかり落としておいてください。
2、位置決め
位置決めですが、ブラックのデッキテープなら端っこだけあわせればOKです。グラフィックが入ったデッキテープや、デッキテープの間に穴を開けたりする場合は、最初の位置決めが大切になりますので、このとき位置をしっかり確認してください。
※不安な場合はいくつかポイントとなりそうな場所に目立たないように細いマジックなどで点を打っておくと良いと思います。
3、 仮貼り
位置が決まったら、デッキテープの剥離紙を少しだけはがして写真のように折り目をつけて邪魔にならないようにしておきます。
先ほど位置決めした場所になるように、先端1cmくらいの部分を軽く接着させ、再度全体の位置を確認します。
4、全体貼り
仮貼りで位置がOKになったら、15cmくらいずつ剥離紙をはがしながら、デッキテープを貼っていきます。
貼るときは、最初に真ん中を貼って、それからから両サイドに押して空気を抜くようにしながら貼り進めます。
このとき、都度、全体の位置を確認してずれていないか確認します。最初の15cmでずれていなければほとんどの場合は最後までずれませんが、最初の15cmくらいのところで大きくずれている場合は慎重に剥がして最初の手順からやり直すのが良いと思います。
※途中ではがすときは、デッキテープがひび割れたりするので、慎重に剥がします。
全部貼れたら、再度、真ん中からレイル側両サイドに空気を抜くように貼っていきます。
※
このときトラックについたウィールなどが準備できるようなら、転がしながら全体に力を入れていきます。(動画参照)
5、カット
デッキテープをカットしやすいよう、ヤスリや大きめドライバーの軸の部分をデッキ面と45°前後の角度(適当で良いです)に当てて、エッジ部分のグリップ面のざらざらが無くなる程度にこすっていきます。
全面を一周こすると写真のようになります。
何箇所かに切れ目を入れていきます。
直線部分、曲線部分に数箇所入れるのがやりやすいと思います。
カッターナイフを先ほどのヤスリがけしたときのように角度をつけて、デッキのエッジに沿うようにカットしていきます。
全面カットして完成!!
6、オマケ
キャスパートリックを良く行う方は写真の位置にあまったデッキテープを貼っておくと滑り止めになって良いと思います。
Arton Grip
写真のグラフィック入りのデッキテープはこちらで販売しています。
他にもグラフィック入りのデッキテープが気になる方は是非Arton Gripさんところに行ってみてくださいね。
参考動画
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