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ロドニーミューレン[Rodney Mullen]について語る
Byフジイアニ
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第1回Lotteジャパンカップでの話(フジイアニ)
高校二年の時にLotteが主催する世界大会がひらかれ、外国人フリースタイラーが6人やってきました。誰もがすばらしい演技でしたが、やはり軍を抜いてすごかったロドニー・ミューレン。競技時間2分間の予選決勝のコンテストだったのですが、通算でミスが1回だけ。一回の演技で出すトリックは20を軽く超えています。
これだけのトリックを繰り出すためには、トリックを出す位置、順番、体力、など複数の要素が重なって初めてできるものだと思います。
驚いたのが、ロドニーの練習を見ていたときのこと。
時計を見ながら練習しているのです。いや、僕らもやりますよ、競技時間を計って練習は。
そうじゃなく、彼は何秒後にどこで何のトリックを出すかを正確に計りながら練習してたんです。ルーティン中の一ライン完了ごとに時計を見て確認してました。
これには正直驚きました。
さて、その前日、コンテスト前夜祭があったのですが、その後無理やり日本人フリースタイラー勢でロドニーの泊まっている部屋へ押しかけました。
彼はなぜか日本の硬貨を見て笑っていました。その横にあったルーティン表。これも会場の広さや出すトリックとその場所が正確に記されていました。
まるで精密機械です。彼を追い抜くフリースタイラーは後にも先にもいないような気がします。
ということで、今後はロドニーを目指すのではなく、何とか別のアプローチでせめていきたいなぁと思ってます。
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